ネタバレ

運び屋(映画)の結末までのネタバレや感想評価は?あらすじロケ地と俳優キャストやスタッフも

名優クリント・イーストウッドが監督主演を務める実話を映画化した映画、「運び屋」について、ネタバレや感想・評価をご紹介します。

またあらすじや予告映像、キャスト、スタッフについても調べてみました。

「運び屋」のあらすじ・概要

90歳のアール・ストーン(クリント・イーストウッド)は、家族を二の次にして仕事一筋に生きてきたが、商売に失敗した果てに自宅を差し押さえられそうになる。

そのとき彼は、車で荷物を運ぶだけの仕事を持ち掛けられる。

それを引き受け、何の疑いも抱かずに積み荷を受け取っては運搬するアールだったが、荷物の中身は麻薬だった。

出典:シネマトゥデイ

「The New York Times Magazine」に掲載された実話を基にした人間ドラマ。ひょんな事から麻薬を運ぶ90歳の男に待ち受ける運命を描きます。

クリント・イーストウッドの映画出演は6年ぶりで、監督兼出演は2008年の「グラン・トリノ」以来というから期待せずにはいられない作品です。

 
 
 
 

 

「運び屋」のキャスト・スタッフ

アール・ストーン:クリント・イーストウッド
コリン・ベイツ捜査官:ブラッドリー・クーパー
主任特別捜査官:ローレンス・フィッシュバーン
トレビノ捜査官:マイケル・ペーニャ
メアリー:ダイアン・ウィースト
ラトン:アンディ・ガルシア
フリオ:イグナシオ・セリッチオ
アイリス:アリソン・イーストウッド

監督:クリント・イーストウッド
製作:クリント・イーストウッド
製作:ティム・ムーア
製作:クリスティーナ・リベラ
製作:ジェシカ・マイヤー
製作:ダン・フリードキン
製作:ブラッドリー・トーマス
製作総指揮:アーロン・L・ギルバート
原案:サム・ドルニック
脚本:ニック・シェンク
撮影:イブ・ベランジェ
美術:ケビン・イシオカ
衣装:デボラ・ホッパー
編集:ジョエル・コックス
音楽:アルトゥロ・サンドバル

主演はサンフランシスコ出身の名優クリント・イーストウッド。俳優の他に監督として92年「許されざる者」と2004年の「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー賞を受賞している。双方共作品賞も受賞しているのです。

出演作品では西部劇やアクション映画として有名で、代表作は「荒野の用心棒」「ダーディー・ハリー」シリーズなどがあります。

また作曲家として2007年に映画に携わったり、カリフォルニア州カーメル市の市長を務めたことなど、政治的活動もしています。

一時期は、「今のハリウッドには自分が演じられる作品がない」と宣言し、俳優引退もほのめかしており、最近は長らく監督業のみに専念していました。今作の経緯は、事務所のスタッフからやってみたらどうかと言われたからだと言います。

本作はNYタイムズで記事になった事実が元になっていますが、そこまで有名な事件ではなかったそうです。

それを前回監督出演を果たした「グラン・トリノ」で組んだ脚本家のニック・シェンクが手がけていた脚本をイーストウッドが読んで知り、興味を持って映画化を決めたそうです。

さすが大御所のイーストウッドが監督、出演を務める作品なだけに脇を固める俳優郡も豪華です。

「ミスティック・リバー」以来の共演となるローレンス・フィッシュバーン。「ゴッドファーザー」や「オーシャンズ」、「ブラック・レイン」で知られるアンディ・ガルシアがメキシコギャングのボスを演じている他、

イーストウッドを追い詰める捜査官を演じるブラッドリー・クーパーとは師弟関係にあり、事実(イーストウッドの後継者)と言われているほどで、監督業についてアドバイスをもらったり絶大な信頼関係があるそうです。

確執のある娘役には実際の娘アリソン・イーストウッドを起用したり、監督する上での今作での彼のこだわりぶりがみて取れます。

 
 
 
 

 

「運び屋」の予告映像・メイキング映像

こちらはメイキング映像です。共演者一人一人がイーストウッドに対してどれだけ信頼して、尊敬しているのか伺えます。

またこちらも本作についてイーストウッドがインタビューを受けいている映像でして、必見の価値があります。

 
 
 
 

 

「運び屋」のネタバレストーリー

イーストウッド演じる主人公アールは農園を経営していたが、時代に取り残され、手放ささるを得ない状況に陥っていた。土地は差し押さえになり、金銭的にも行き詰まっていた。散々家を放ったらかしにして仕事や、仲間との交流に時間を割いてしまった結果、娘の結婚式にさえ顔を出さず、もう娘とは何十年も口をきいてなく、妻にも呆れられ、家族とは名ばかりの状態。

ある日、唯一家族の中で交流のある孫娘のパーティーに招待され、フィアンセも紹介されるアール。しかし妻と娘に遭遇してしまい、散々非難され、追い出されてしまう。それを見ていた参加者のある若者が、アールに孫娘のためにも仕事をしないかと持ちかける。車の運転だけすればいい、という話ですぐに仕事を引き受けるアールだが、仕事を終えて金額を受け取ってびっくり。自分が運んでいたのは麻薬だったのである。

そのお金のおかげで孫娘の結婚パーティーのバーを貸し切る援助金を出せたアール。しかしその日も家族との関係は冷め切っていて、一緒に踊ろうと妻を誘うが、『どうしても無理』と断られ、居心地の悪いアールであった。その後もお金に困っていたアールは経営していた農園を取り戻すために、運び屋を続ける。

アールは退役軍人でもあり、車の違反切符を切られた経験が無いことから、麻薬の運び屋としてギャング達には好都合な存在。アールもまんざらではなく、罪悪感もなく、運び屋を引き受け、農園を取り戻すことに成功。退役軍人会が資金繰りに困って廃れそうになると聞くと、またも運び屋をやり、退役軍人会の施設は改修され、みんなを喜ばせる。

しかし、あまりにうまく行き過ぎる為に、麻薬のディーラーは運ばせる量をどんどん増やしてゆく。ギャングのボスもアールの仕事を賞賛し、自分の国のメキシコにまで招待する。大量の麻薬が動いている事が次第にそれが捜査官の耳に入り、それを恐れたギャング内で事件が勃発。アールの知らないうちに今までのギャングのボスは殺され、世代交代していた。

今までのアールは優秀な運び屋ではあったが、途中で女性と遊んだり、道草したり、自由気ままなやり方であった。それもボスが変わった今、脅される形で忠告される。捜査官との距離はどんどん近ずいてくる。しかし、ある仕事中に孫娘から電話がかかって来る。おばあちゃんが緊急入院して3日持つかどうかの状態。いますぐに来て欲しいと泣かれるが、途中で行き先を変えることは出来ない為、断るアール。

孫娘は『私だけ味方でいたのに、やっぱりママとおばあちゃんの言ってたことは間違いなかった!』と非難されてしまう。結局危険も顧みず車線変更して、自宅に戻り妻の臨終に立ち会うアール。そこで聞いたのは『本当は今でもあなたを愛していた』という妻の言葉だった。妻の葬式に出た後、やっと口をきいてくれた娘。やっと関係が修復された。だがアールはまた運び屋の仕事に戻らなければいけなかった。

急に姿を消したアールをギャングも捜査官も探し続けていたのだ。密告者の協力もあり、空中ヘリ操作と、車に挟まれて捜査官達の手に捕まるアール。裁判で自分が全てにおいて有罪だと認め、刑務所で花をいじるアールの姿で映画は終わる。

 
 
 
 

 

「運び屋」の感想評価

ペン丸
ペン丸
5段階評価:★★★★★

さすがはクリント・イーストウッドという感じの作品です。善と悪がハッキリしている普通のアメリカ映画とは違い、見た後に心に深い物を落としていく作品つくりは健在でした。見た後、思い気持ちになる作品ですが、始終主人公アールが神経質にならずにギャグなどを言うので、笑える箇所もありました。

また運び屋をするシーンの景色が何とも言えず綺麗です。こういった要素が切羽詰まった犯罪映画とは一線を画す要素になってます。族を顧みずに、仕事ばかりしていた理由を、妻の臨終時に語るシーンがあります。「自分は家庭では役に立たないと思っていたから、外で役に立つような場所に居た」と言うセリフです。また臨終の妻は、アールに「一緒に居るためにお金なんていらない」と言います。

これはどちらも間違ってないのですが、私には妻の言葉が夢見がちのように思えてしまいました。家族を養うために、孫娘のために、働いてきたアールでもあるわけです。全くお金がなければ家族は養えません。これは一生かかっても理解し合えない男女の違い、理解されない男性による、男性の為の映画だとも思いました。

家族と話し合うシーンでは涙腺が緩みっぱなしでした。今側にいてくれる恋人、家族、友人の事を、考えるきっかけを与えてくれる映画です。もし娘であれば父親のことや母親の事を思い出すと思います。実際の自分が感じていた父や母の姿とは違う姿や想いを想像しながら映画館を後にしました。

そう言う訳で家族は永遠のテーマなので、周りの人にオススメしたい映画です。

「運び屋」まとめ

今後、監督と俳優を両方やる予定を聞かれると、「その時の気分次第」と答えたイーストウッドです。

次回の出演はいつになるかわかりません。年齢的にももう88歳なので、是非この機会を見逃さず、映画館に行って欲しいと思います。

この映画の感想

メールアドレスが公開されることはありません。