「キャプテン・マーベル」について
ネタバレや評価感想をご紹介します。
またあらすじや概要、劇中歌
俳優キャスト、監督スタッフについても
調べてみました。






目次
「キャプテン・マーベル」のあらすじ・概要
キャプテン・ニャーベル⁉ もふもふキュートな #猫のグース の活躍に癒される人、続出⁉
まだグースの可愛さに触れていない方は映画館へ急げ💨
『#キャプテンマーベル』大ヒット上映中‼ #春分の日 pic.twitter.com/EGhhNMsbKd
— 『アベンジャーズ』[公式] (@AVG_JP) 2019年3月21日
記憶を失ったヒーロー、キャプテン・マーベル。彼女の過去に隠された “秘密”が、恐るべき戦いの引き金となってしまう。自在に姿を変える正体不明の敵に狙われ、孤独や不安に打ちのめされても、彼女は不屈の精神で何度も立ち上がる。
果たして彼女は記憶を取り戻し、この戦いを終わらせることができるのか?そして、最後につかむ“衝撃の真実”とは…?禁断の記憶の謎を追う、サスペンスフル・アクションが幕を開ける!
引用:マーベル公式サイト
アベンジャーズシリーズの
最新作が「キャプテン・マーベル」です!
本作はシリーズとしては初の
女性が主人公の作品です。
あなどるなかれ、男性の何倍も強いです!
「キャプテン・マーベル」のロケ地
<何度でも立ち上がるヒーロー>#キャプテンマーベル
記憶がないことからの不安😣→でもめげない🔥→記憶のフラッシュバックがあって辛い😣→でも踏ん張る🔥→執拗に敵に記憶を狙われる😱→でも負けない🔥
不屈の心を持つ彼女に #ニックフューリー も協力してゆく‼ pic.twitter.com/oRfFIosRYr
— 『アベンジャーズ』[公式] (@AVG_JP) 2019年3月18日
ロケ地は全米各地で行われました。
ほとんどがロサンゼルスのスタジオで
撮影されました。
地球に降り立っての最初のシーンは
アトランタで撮影されました。
最後の戦闘では主に
カリフォルニア州・フレズノの
砂漠地帯で行われました。
「キャプテン・マーベル」のキャスト・監督スタッフ
アベンジャーズにとっての最重要人物⁉️
本日(3/15)公開の『#キャプテンマーベル』が #アベンジャーズ参戦決定⚡
『#アベンジャーズ/エンドゲーム』の最新予告にも登場する彼女は、サノスとの戦いに敗れたヒーローたちの<大逆転のカギ>となるのか⁉️
ぴあ映画生活⇒https://t.co/ScbWhCR9zz pic.twitter.com/ChpMIg72rI
— 『アベンジャーズ』[公式] (@AVG_JP) 2019年3月15日
ブリー・ラーソン:キャプテン・マーベル
サミュエル・L・ジャクソン:ニック・フューリー
ベン・メンデルソーン:タロス
ジャイモン・フンスー:コラス
リー・ペイス:ロナン
ラシャナ・リンチ:マリア・ランボー
ジェンマ・チャン:ミン・エルヴァ
ルーン・タムティ:ブロン・チャー
アルジェニス・ペレス・ソト:アット・ラス
アネット・ベニング:ウェンディ・ローソン/マー・ベル
クラーク・グレッグ:フィル・コールソン
ジュード・ロウ:ヨン・ロッグ
アキラ・アクバル:モニカ・ランボー
主演は、今最も注目されている女優
ブリー・ラーソンです。
彼女は映画「ルーム」で
アカデミー主演女優賞にも選ばれました。
相棒はサミュエル・L・ジャクソンで
若き日のニック・フューリー
を演じています。
監督:アンナ・ボーデン
ライアン・フレック
製作:ケビン・ファイギ
製作総指揮:ルイス・デスポジート
ビクトリア・アロンソ
原案:ニコール・パールマン
ジョー・シュラプネル
アナ・ウォーターハウス
脚本:アンナ・ボーデン
ライアン・フレック
ジェニーバ・ロバートソン=ドワレット
ジャック・シェイファー
撮影:ベン・デイビス
美術:アンディ・ニコルソン
衣装:サーニャ・ヘイズ
編集:エリオット・グレアム
デビー・バーマン
音楽:ピナー・トプラク
音楽監修:デイブ・ジョーダン
視覚効果監修:クリストファー・タウンゼント
ビジュアル開発監修:アンディ・パーク
監督はアンナ・ボーデンと
ライアン・フレックです。
なんとこの二人カップルです!
日本ではまだまだ知名度は
高くありませんが
今後に注目です!
「キャプテン・マーベル」の予告映像・主題歌
大迫力の予告映像ですね!
さすがはマーベル映画といった
ど迫力のアクションシーンが
予告編からもありありと
伝わって来ます!
公式な主題歌はありませんが
作品中の随所に散りばめられた
90年代のアメリカ音楽が
本作の魅力でもあります。
ノー・ダウトやニルヴァーナの
懐かしの名曲も!
「キャプテン・マーベル」のネタバレストーリー
クリー帝国で日々、訓練に励む女性兵士ヴァースは精鋭部隊「スターフォース」に所属している。ヴァースは過去6年間の記憶を喪失している。訓練の相手は同部隊長官のヨン・ログ。ヴァースは、組手での訓練では全く歯が立たないのだが、ヴァース特有の能力である手から波動を放出する能力を使うと戦闘力ではかなりのアドバンテージがある。しかし、ヨン・ログは「感情をコントロール」しろと能力を使うことを許可しない。
クリー帝国は長年にわたり、スクラル人と交戦状態にある。ヴァースはスクラル人との戦いに参加すべく、クリー人を統率するスプリーム・インテリジェンスと面会する。スプリーム・インテリジェンスの姿形は、その人が最も尊敬する人物となる。ヴァースの目の前に現れたのは、彼女が悪夢で観る女性だった。
ヴァースとスターフォースの一行はスクラル人に拉致された仲間ソー・ラーを救出するため、惑星トルファに向かう。トルファの視界環境は悪く、あたり一面にはもやがかかっている。もやの中には現地人らしき影が見える。ヴァースはソー・ーラーを発見し保護しようとするが、それはソー・ラーではなく、ソー・ラーに擬態したスクラル人だった。ヴァースはスクラル人に拉致され、舞台と離散してしまう。
拉致されたヴァースは拘束され、スクラル人によって頭の中の情報を引き出されようとしている。その情報は、彼女が地球人として活動し、悪夢に出てくる女性と親しげにしているというものだった。スクラル人はその女性についての情報を求めていたようだ。ヴァースは隙をみて拘束を解き、スクラル人兵士をなぎ倒す。彼らも脱出船を拝借し母船から脱出する。
ヴァースの脱出船が降り立ったのは、1990年代の地球だった。と同時に、母船をヴァースに破壊されたスクラル人も地球に降り立っていた。地球のビデオ店に落下したヴァースは、SHIELDの捜査官をニック・フューリーと出会う。ヴァースフューリーの尋問を気にも留めず、スクラル人の追跡と仲間とのコンタクトを試みるのだが、その間にもスクラル人との交戦が起こる。地球人に擬態するスクラル人を追うヴァース、そのヴァースを追うニックフューリー。
スクラル人を追う中で、自身の記憶の断片を追うヴァース。その昔、通っていたと思われるバーに赴いたヴァースは、そこでフューリーと再会する。フューリはヴァースと会話する中で、彼女が宇宙人であること知り、ヴァースが探している女性「ウェンディー・ローソン」捜索について協力することを快諾する。
手がかりを掴むためヴァースとフューリーは米軍基地に赴きます。その資料室でヴァースは自身が空軍のパイロットであったこと、ウェンディー・ローソンが兵器の開発者で自身の恩師であったことを知りる。そしてウェンディー・ローソンがなくなっていること、ヴァースも死んだことになっていることも知る。資料を物色している最中、フューリーの通報によって捜査官が基地に、ヴァースを捕らえにきます。
しかし、捜査官のボスはスクラル人が擬態したもので、フューリはすぐに擬態に気づき、ヴァースとともに拝借したジェット飛行機で基地から逃走する。基地で飼われていた可愛らしい猫とともに。
二人とグースという猫が向かったのは、ヴァースが地球人として暮らしていた頃、空軍での親友だったマリア・ランボーの家。死んだはずのヴァースが目の前に現れあっけに取られるマリア。マリアはヴァースに二人の思い出の品々を見せる。そこでヴァースは、自身の本当の名前がキャロル・ダンヴァースだと知る。
親友マリアとの久々の再会もそこそこに、スクラル人のタロスがマリアの家を襲撃に来たが、好戦的な様子はない。ヴァースはタロスと会話をする中で、スクラル人が宇宙の難民でありクリー人が戦争を仕掛けたことを知る。そしてウェンディー・ローソンがクリー人のマー・ベルであること、彼女がスクラル人とともに密かに共闘していたことも知る。
それにヴァースは、ウェンディー・ローソンが開発したライトスピードエンジン搭載の戦闘機にウェンディー・ローソンとともに試乗していた際にクリー人のスターフォースに襲撃され墜落した事実も知る。そこで記憶を失い、ライトスピードエンジンのパワーを体に吸収し、特異な能力を得たのだ。ヴァースはタロスから真実を告げられ、スタフォースに騙されていたことに愕然とする。
ヴァースは、タロスとフューリとマリア、そしてグースを伴って、地球外に隠されたウェンディー・ローソンのラボに隠された四次元キューブを探しに行く。ラボにたどり着いた一行だがそこには大量のスクラル人が身を隠していた、ウェンディー・ローソン亡き後、彼女の指示に従い、助けが来るまで待っていたのだ。そな中にはタロスの家族も。ヴァースはそこで四次元キューブを発見する。
スターフォースが真実を知ったヴァースの力をと四次元キューブを奪うためにラボに襲撃に来る。ヴァース一行とスクラル人たちは拘束されてしまう。拘束された一行は危険度を機械で測られるのだが、なぜか猫のグースは危険度が高いフラーケンと認定される。
拘束されたヴァースはスターフォースによってスプリーム・インテリジェンスに面会させられる。力を奪われようとするが、自らの殻を破り拘束を解く。スクラル人とヴァースの共闘が船内で展開される。猫のグースはただの猫ではなく、口から巨大な触手を伸ばす危険生物だった。グースの活躍もありクリー人を一掃するヴァース一行とスクラル人。彼らはなんとかクリー人を巻いて地球に降り立つ。四次元キューブをグースの腹のなかに一旦隠して。
地球に再び降り立ったヴァースはスターフォースの長官ヨン・ログを解放された圧倒的なパワーで圧倒する。ヨン・ログが読んだロナンの攻撃も一周し地球の危機を救う。
地球の危機を救ったヴァースは、別れの前にフューリーに緊急時連絡のため惑星間でも使えるポケベルを渡す。マリアとフューリーに別れを告げ、スクラル人とともに地球を後にする。ヴァースが地球を去った後、地球防衛の要綱を作成するフューリー。作戦名はヴァースが乗っていた戦闘機アベンジャー号にあやかり、「アベンジャーズ計画」に。
エンドクレジット後にもある話が挿話される・・・全宇宙の人口が半数になり、慌てふためくアベンジャーズ。その眼前にあらわれたのはキャプテンマーベル・ヴァースだ・・・。
「キャプテン・マーベル」の評価・感想
『アベンジャーズ インフィニティーウォー』で登場が示唆されていたキャプテン・マーベルの単独作品の本作は、他のマーベル作品とは一線を画す作品となっておりました。その特異な点はミステリーになっていることと女性が主人公であることです。
物語序盤ですでに気づくのですが、主人公のヴァースの素性がクリー人で兵士であるということしかわからず、何者か全く分からないのです。この謎を最初に提示していくことで、観客は物語に興味を失わず最後まで集中が持続するのだと思いました。
マーベルがシネマティックユニバース構想を打ち出してから初の女性が主人公となった本作ですが、「ワンダーウーマン」の大ヒットの影響を受けていることは誰もが否定しないでしょう。男性社会でもがき苦しむ女性が信念と勇気を大成していく様を描く作品は、最近の映画界のトレンドになっていますが、アメコミ原作の本作も例にもれず潮流に乗っています。
男性に媚びることなく、一人の女性として自立して行く様を描いているのが本作であると感じました。そのような描写が本作には随所に散りばめられています。空軍という男が幅を利かせる社会において、日々、男性にバカにされながらもめげることなく訓練に勤しむ主人公。身体的に勝る男性に対して、決して負けない気骨をもつ主人公に、女性の強さを感じました。
主人公のヴァースの上司であるヨン・ログの存在は典型的な男性像を描いていると感じました。力を開放すれば誰にも負けない戦闘力をもつヴァースに対して、能力を制限させる。これはある種の暗喩で、世の女性に対して能力を発揮させない現代社会を指しているのだと思います。女性というだけで管理職や重要なポストに配置しない。そんな現代社会の女性差別をヨン・ログに投影させているのだと感じました。
『キャプテン・マーベル』はただのアメコミ映画ではなく、とても女性に寄り添ったフェミニンな映画であると感じました。
まとめ
ただのアメコミ映画だと思って
鑑賞するなかれです!
実はとてもフェミニンで
女性の自立や強さを描いた
作品になっています。
ぜひご覧になってください。





