車に詳しい方には有名なデロリアンという車の開発者の実話に焦点を当てた映画「ジョン・デロリアン」がついに日本でも公開されます。
原題は「DRIVEN」で男2人の友情物語とも取れるような内容になっています。
ジョン・デロリアンが開発に関わったポンティアックGTOも登場するという事ですから他にも懐かしいアメ車が多数楽しめるのではないでしょうか。
そんな映画のあらすじや監督・キャストについてなどをいろいろとまとめてみましたので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
「ジョン・デロリアン」のあらすじ・作品概要・公開日
昨日予告編で流れてた
「ジョン・デロリアン」めちゃめちゃコアな人しか観に行かないかも知れない映画やけど、これは是非
デロリアン好きな友達と観に行きたい✨#ジョンデロリアン pic.twitter.com/o5tKzi8cSb— ゲンキ (@gk222x1998) 2019年9月12日
1977年、南カリフォルニア。
パイロットのジムは、麻薬密売の現場をFBIに押さえられ、罪を問われない代わりにFBIの情報提供者となる。
彼は引っ越した家の隣に住むのがゼネラルモーターズでポンテアック・GTOの開発に携わったジョン・デロリアンだと知り驚く。
美しい妻子とともに素晴らしい家に住み、夢のために自らの会社を立ち上げ、革新的な車“デロリアン”を開発しているジョンの完璧な人生に憧れるジム。
しかしジョンの会社は新車開発で様々なトラブルが発生し、彼は資金繰りに窮していることを知ったジムは、友人となったジョンをFBIに麻薬密売の罪で売り渡す計画を立てるのだった・・・。
近未来を想像させる外装の車「デロリアン」はガルウィングが特徴で、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズに登場するタイムマシンとしても有名です。
その車がデロリアンDMC-12でありこの車を製造する為に新しく北アイルランドに工事を建てましたが資金繰りが上手くいかず会社倒産の危機に陥ってしまいます。
そしてこの車、なんとあのシルバーは塗装ではなくオールステンレススチールのボディなんだそうです。
そんな人々を魅了する車を世界に発信していたのは車に自分の名前を付けたジョン・デロリアンになります。
斬新なアイデアで自動車を次々と進化させ経済発展させてきたひとりジョン・デロリアンは悠々自適な暮らしと名誉を手に入れていたのに再びエンジニアの道へと自ら戻ります。
そんな自由人でもあるジョン・デロリアンは脱税や詐欺なども行い激動な人生を歩んでいたようです。
あえて主人公にせず物語が進んでいく映画「ジョン・デロリアン」は2019年12月7日に公開予定です。
「ジョン・デロリアン」の俳優女優キャスト
タイムマシンになる前の #デロリアン を作った男の話#アレックボールドウィン #ジョンデロリアン#バックトゥザフューチャー #BackToTheFuture#BTTF#FramingJohnDelorean Trailer https://t.co/QVDRN1FRl5 pic.twitter.com/cKVWmrUIBh
— エメットXL.ブラウン (@EmmettBrown1955) 2019年5月9日
<キャスト>
ジョン・デロリアン:リー・ペイス
ジム・ホフマン:ジェイソン・サダイキス
エレン・ホフマン:ジュディ・グリア
ベネディクト・ティーサ:コリー・ストール
クリスティーナ・デロリアン:イザベル・アレイザ
モーガン・へトリック:マイケル・カドリッツ
ケイティ・コナーズ:エリン・モリアーティ
すらっとした見た目で設計者でもあるジョン・デロリアン役はリー・ペイスさんです。
映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「キャプテン・マーベル」「ホビット」シリーズに出演しています。
身長が191cmもあり眉毛が印象的な俳優です。
お調子者で重要な役割を担っていくジム・ホフマン役はジェイソン・サダイキスさんです。
彼はアメリカの人ならば多くの人に知られているという有名なコメディアンで映画「マザーズ・デイ」「ダウンサイズ」や、R15作品ですが「なんちゃって家族」などに出演しています。
「ジョン・デロリアン」の監督・脚本・スタッフ
ジョン・デロリアン(John DeLorean,1925-2005)を描いた、ニック・ハム監督、リー・ペイス、ジェイソン・サダイキス、ジュディ・グリア、コリー・ストール共演"Driven"(2018年)が「ジョン・デロリアン」の邦題で12月7日から新宿武蔵野館ほかで公開されるようだ。(映画ナタリー) pic.twitter.com/SPWP1offZs
— cinepre (@cinepre) 2019年8月27日
<スタッフ>
監督:ニック・ハム
脚本:コリン・ベイトマン
製作:ピアース・テンペスト
製作:レナ・ベッソン
監督はニック・ハムさんで映画「穴」「アダム -神の使い 悪魔の子-」やドラマ「フルサークル・シカゴ 」などの監督を務めています。
脚本のコリン・ベイトマンさんは元ジャーナリストで脚本家でもありますが小説家でもあります。
映画「ディボーシング・ジャック」では原作と脚本を務めています。
「ジョン・デロリアン」のロケ地撮影場所は?
映画『ジョン・デロリアン』場面写真、デロリアン開発者を取り巻く人々#デロリアンhttps://t.co/kgce4ycdeH pic.twitter.com/mIgqe5RYFy
— CINRA.NET カルチャーメディア (@CINRANET) 2019年10月10日
この映画は1977年前後の時代を作り上げているため、そういった場所が選ばれました。
撮影をしていたロケ地は主にプエルトリコで、こちらは1980年代に建てられた建造物が多く現存しており雰囲気がぴったりだったそうです。
撮影中の2017年にハリケーン・マリアがプエルトリコやドミニカを直撃したそうで、甚大な被害が出たそうです。
そんな状況の中、撮影は1週間後には再開され復興を後押ししたともいわれています。
「ジョン・デロリアン」の原作やネタバレラスト結末は?
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— 懸賞生活【公式】 (@knshowcom) 2019年11月9日
今もなお多くの車ファンを魅了するデロリアンをこの世に生み出したジョン・ザッカリー・デロリアンの半生を基にして描いた映画になります。
監督の中ではある特定の人物の人生の一部に焦点を当てた映画を撮影することを考えており、この作品ではジョン・デロリアンについて主人公ジム・ホフマンを通して映し出しています。
ジム・ホフマンはお調子者で何をやっても上手くいかず、奥さんにもFBIの情報提供者であることがばれてしまうようなヘタレですが、全員をうまく利用しているような最後になりますのでなかなかなブラックコメディ要素があります。
ジョン・デロリアンがのちに無罪判決を勝ち取っていますので、この映画でもそのようになるのか気になるところです。
「ジョン・デロリアン」主題歌・予告動画
サウンドトラックに収録されているカッコイイ雰囲気のある曲はこちらの「Airfield」になります。
この音楽にはGeronimo MercadoさんやLorne Balfeさん、そしてMax Arujさんが携わっています。
他にも「Hustler」や「My Car」などのその場面にあった劇中曲が20以上使用されています。
デロリアン・モーター・カンパニーの経営難は他の形で再建することなく犯罪で資金調達を考えてしまったようです。
経営には潤沢な資金も必要な世の中を渡り歩くため、まさかの麻薬取引をしようというジョン・デロリアンの行動が描かれた予告です。
近未来的でかっこいいデザインの車ですが、なかなか売れ行きにはつながらなかったようですね。
まとめ
ジョン・デロリアンのキャストも本人とかなり似てるわ。
てか最近伝記映画めっちゃ流行ってるよねー。 pic.twitter.com/YN8tcUnO6G— とびさん@ホココス:デッドラ3 ニック (@Tobey_inf) 2019年9月12日
映画「ジョン・デロリアン」は30台以上の本物のデロリアンが多数揃い、これを見るだけでも車を満喫できそうですね。
車を創造し続け情熱を注いだことが伺えるシーンはやはり、デザイン面を描きながらジムと語り合う場面が印象的です。